介護職の仕事を希望する人の中には子育てと仕事を両立を考える人も少なくありません。こうした両立を図る上で頭を悩ませるのが休日です。介護業界は大半がシフト勤務で休みが不定期となるため、子供の学校行事に参加をするために日曜の休みが取りたくても断られるケースも多くあります。
しかし、全ての介護職がこれに当てはまるわけではありません。職場によっては週休2日制で毎週土日休みという所も存在します。主な例として挙げられるのがデイサービスや訪問介護などです。
デイサービスは要介護者が自宅から施設に通って日中の間だけサービスを受ける形になります。前述したようにデイサービスは原則夜は営業しないため、夜勤をする必要もな上に週末休みが可能なことで無理のない両立を図れるのが特徴です。
訪問介護も同様に介護スタッフが介護者の家に行って身の回りの世話をする仕事なので、日中だけの勤務で子供の送り迎えなどに支障がでません。シフト勤務で子供のために無理を言って週末に休みをもらったことで職場の人間関係が悪くなることもないので安心です。休みが固定されているため、生活のルーティーンが崩れる心配がなく、肉体的負担を減らせるのもメリットと言えます。
土日に休むことで収入が減るのではと不安に感じる人もいますが、予め休みに設定した上で給料を決めているため、金額に差が出ることはありません。これは正社員、パートどちらの雇用形態で働いたとしても同じです。